病気というアイデンティティ
病名が分かってから2か月とちょっと経ちました。
色んな方に声をかけていただけて、本当に救われています。
お陰様でお腹の中の子はすくすくと、育っています
(むしろおでぶちんなぐらい…)
弁の逆流も、他の合併症も今のところは見つかっていないのですが、
そうシンプルに「治療して終わり~」という病気ではなく、
ずっと心臓の状態の変化、生まれてからは感染症を気に掛けねばならない。
いつもエコーをとるのが、正直こわい。
でもまあ、お腹の中で元気なのはうれしいもんです。
妻はいま仕事を休職中で、
平日昼に、心臓病の本とにらめっこしていて、
色んな知識をぼくに教えてくれます。
ぼくもじっくり本を読んで、
どんな覚悟しなきゃいけないのか、
どんな時に判断をしなければいけないのか、
自分の頭をこねくり回して考えねば―と思っているのですが、
時間と心の準備が追い付いていないのが正直なところです、、、
母は強しだな。
話は変わりますが、小林麻央さんが亡くなりました。
色々な記事がSNSには出回っていますが、彼女のブログのある記事の一節
「病気になったことが、私の人生を代表する出来事ではない」
これにとても勇気づけられました。
本当にうちの子も、
心臓病の陰に隠れた人生じゃなくて、
たくさん人を愛して、たくさん愛されて、
運動はできなくとも豊かに育って欲しい。
同時に、自分も「病児の父」という囲いに囚われず、
この子のたったひとりの父親として
出来ることを探していこうと、決意しました。
産前エコーで病気のことを知って、すごいショックを受けたときは
知らずにいたかった…
生まれて、すぐ病気が判明して、間髪入れず手術になるぐらいが、良かった。
長い間、まだ見ぬ子の病気を考えなければいけないなんて、辛すぎる
なーんて思いましたが、
やっぱり早い段階で分かっている方が、心の準備ができますね。
Curious George | Carteles/ Posters/ Affiches | Pinterest | ポスター と 児童書
今日の写真は「おさるのジョージ(Curious George)」
大好きなキャラクターです。
ちなみにうちの子の名前の第一候補は「おうせい」でして
好奇心旺盛(Curious)な子に育ってほしい、という思いがあったりします(笑)
「黄色いおじさん」になれるといいな。